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技能解説記事の第25弾!
今回解説するのは”重火器”です。
それでは、重火器について次の項から解説していきます。
重火器って何?
重火器は「クトゥルフ神話TRPG(第6版)」に登場する技能です。
重火器とは、拳銃や小銃などの小型の火器とは反対に大型の火器の総称として用いられています。
ただし、一律的な定義は存在せず、重火器を利用する機関によって定義が異なります。
クトゥルフ神話TRPGにおいては、歩兵が用いる無反動砲や対戦車砲が該当します。
技能の初期技能ポイントや使用方法についてはルールブックを参照してください。
主要な重火器について
ここでは現代日本で登場する重火器について解説します。
対象となる重火器は陸上自衛隊にて使用される装備となります。
大体が無反動砲に相当する装備であり、発射時の反動は後方に発生します。
そのため、背後の後方爆風に注意する必要があり、後方に人が居たり、爆風を遮るものがあったりした場合には被害が発生することになる。
M18 57mm無反動砲
アメリカ合衆国で開発・製造された無反動砲であり、第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争などで使用されました。
日本においては自衛隊の前身である警察予備隊にて1951年に供与という形で配備されました。
なお、威力が低いことから陸上自衛隊になってからは予備の装備とされ、1989年に退役するまで保管されていました。
M20 75mm無反動砲
アメリカ合衆国で開発・製造された無反動砲であり、第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争などで使用されました。
日本においては警察予備隊にて1951年に供与という形で配備されました。
1970年代に対戦車砲が配備されるまでは現役で使用されていましたが、1994年までは予備装備として保管されていました。
携帯式対戦車ロケット弾発射機(バズーカ)
アメリカ合衆国で開発・製造された対戦車兵器であり、第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争などで使用されました。
日本においては警察予備隊にてM9及びM9A1と呼ばれるものが供与という形で配備されました。
また、陸上自衛隊においては、M20A1B1が主力対戦車装備として導入されました。
M9及びM9A1は1960年代、M20A1B1は1980年代まで運用されていました。
カールグスタフ無反動砲
スウェーデン王国で開発・製造された対戦車兵器であり、現役の装備となっています。
日本においては陸上自衛隊にてカールグスタフM2及びカールグスタフM3が配備されています。
豊和工業がライセンス生産を行っています。
パンツァーファウスト3
ドイツ連邦共和国で開発・製造された対戦車兵器であり、現役の装備となっています。
日本においては陸上自衛隊にて110mm個人携帯対戦車弾として運用されています。
IHIエアロスペースがライセンス生産を行っています。
なお、IHIエアロスペースは旧日産自動車宇宙航空部門であり、調達価格が軽自動車の価格に相当することから「空飛ぶ日産マーチ」などと称されています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、技能”重火器”について解説させていただきました。
この記事が、皆さんのTRPGライフをより楽しいものにする手助けができればとても嬉しいです。
最後に私の活動についてお話しさせていただきます。
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