【職業解説】警備員について初心者向けに徹底解説！【クトゥルフ神話TRPG】

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

今回は、職業解説記事の第十七弾！

解説していくのは”警備員”です！

それでは、警備員について次の項から解説していきます！

この記事は、Wikipediaを参考に作成しています。

警備員って何？

警備員とは、警備業に従事する労働者全般を指します。

警備員は、警察官のような特別な権限を有さない一般人であり、拳銃等の使用や逮捕・取り調べ等ができません。

警備員になるために必要な条件は、警備業法に従うことになります。

基本的には、18歳以上の者、破産していない者、罪を償ってから5年経過した者等が警備員になることができます。

それ以外にも警備会社の採用試験によって条件が追加となります。

そのため、最年少は18歳となります。

警備員になるためには、警備会社の採用試験に合格した後に警備教育を受ける必要があります。

警備教育には新任教育と現任教育があり、新任教育の方を受けることになります。
この新任教育は、合計30時間以上の研修を受講し、修了を認められる必要があります。

警備業には、以下の4種類があります。

企業によって対象としている業務が違っており、複数扱っている企業もあれば一つしか扱っていない企業もあります。

1号業務(施設警備業務・空港警備業務)
事務所や工場、遊園地等の施設における盗難等の事故発生を防止する業務。
主に警備室による入退場管理や巡回業務が該当します。また、機械装置を用いた警備は、この第1号警備に該当します。
2号業務(交通誘導警備業務・雑踏警備業務)
工事現場や災害現場等での交通誘導や雑踏警備を行います。
3号業務(貴重品輸送警備業務・核燃料輸送警備業務)
原子力発電関連施設からの核燃料輸送や銀行・博物館等からの貴重品輸送が該当します。
4号業務(身辺警護業務)
依頼者等の身辺警護を担当します。SPと混同されることも多いですが、SPは警察組織となるため警備員ではありません。一部の人を除いて警察の護衛対象とはならないため、それらの大多数の一般人は警備会社の護衛対象となります。

警備員の権限としては、最初に述べた通り、一般人と同等の権利しか有していません。

そのため、犯罪者を逮捕する場合は現行犯である必要があり、正当防衛の範囲を超えて対象を傷つけた場合は、犯罪として逮捕される可能性があります。

また、信号機とは異なる案内を行った場合は、警備員が罪を被る可能性があり、それに従った運転者は交通違反となる可能性があります。

警備員の装備には以下のようなものがあります。

注意点として、催涙スプレーやスタンガンなどの携行は都道府県公安委員会規則によって禁止されています。

制服
警備員としての制服です。注意点としては、警察官と混同しないように色や外見を警察官の制服と違うものにしなければなりません。
警笛
一般的な警笛であり、異常発生時に周囲に知らせるために用いられます。
鍵入れ
警備対象の建物等の鍵です。巡回警備等で使用されます。
警戒棒
警戒棒は、不審者が現れたときに正当防衛および現行犯の範囲内で不審者を確保するための道具です。対象を攻撃するのではなく拘束するために用いられることが多いです。
盾
ポリカーボネートという丈夫なプラスチック製の盾です。大型の物や小型の物など多くの種類があります。
防具
雑踏警備の際に着用することが多いです。防刃ベストやボディーアーマー、ヘルメットなどの種類があります。